「涙は女の武器」という言葉があるが、決して女性限定の武器というわけではない。感情的になった男性がまぶたを震わせる「男泣き」を見て、胸が熱くなった経験はないだろうか。
■状況によっては大減点
しかし涙は使い所が難しい武器で、やたらめったらと泣けば良いものではない。あまりに泣きすぎると涙の価値そのものがなくなり、「単なる泣き虫」というレッテルまで貼られてしまう。
女性向け掲示板『ガールズちゃんねる』では、夫婦喧嘩のたびに泣き出す夫について相談を寄せている女性のトピックが話題に。「冷静になって納得いくまで話したい」というスタンスの妻とは対象的に、夫は感情的になるとすぐに号泣してしまうそう。
「泣かれると、私が悪いのかと罪悪感が湧いてしまう」「冷静に話し合えるような改善策はないでしょうか?」と、アドバイスを募っていた。
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■ドン引きする反応も多いが…
感情的な夫のエピソードを聞き、トピックには…
「女々しすぎる夫だと苦労しそうですね。よく泣く相手には、別に罪悪感を抱かなくて良いかと」
「泣いてもこっちの意思は変わらない、ってハッキリ伝えたほうが良いよ。私は泣く癖があったけど、夫にこれ言われて泣かなくなった」
といった声が寄せられている。また「偉そうに怒鳴ってくる夫よりは遥かにマシ」という声も多数上がっており、厄介な夫には様々なタイプが存在するようだ。
■涙は悲しいときに流れる?
あまり感情を表に出さないといわれる日本人。果たして、悲しいときに泣く人はどれくらいいるのだろうか。
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,721名を対象として、涙に関する調査を実施した。調査の結果、「悲しくてもあまり泣かない」と回答した人は全体の34.7%と判明している。
生年代別に見ると、女性よりも男性のほうが「泣かない」傾向にある模様。「男の子は泣かない」という、幼少期によく耳にしたしつけを引きずっている人が多いのだろうか。
人前で泣くのは決して恥ずかしいことではない。しかし泣きすぎて株を下げないよう、注意が必要だ。