佐賀県の高校教諭が男女10人盗撮し逮捕 教頭は「生徒、保護者に申し訳ない」
夏休みが終わり、2学期がスタートした地域が増えてきた。そんな中、佐賀県の高校教諭の不祥事が発覚。しらべぇ取材班は、佐賀南署、勤務校、佐賀県教育委員会を直撃した。
■飲食店にカメラを仕掛け…
佐賀南署は27日、佐賀県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで、県立鳥栖高校教諭の男(40)を逮捕した。容疑は6月8日と7月5、12日、佐賀市内の同一の飲食店で、男女兼用トイレの中に小型カメラを設置し、男女10人を撮影したもの。
同署によると、カメラは幅2.3センチある、さいころ形の小型サイズ。30代の女性店員がトイレの洗面台の下に置かれたカメラに気付いた。
カメラ本体の動画データには、カメラを仕掛ける教諭本人が映っていたという。調べに対して、教諭は「間違いありません」と容疑を認めており、警察は余罪についても慎重に捜査している。
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■進路指導主事で陸上部の顧問
教諭が勤務する佐賀県立鳥栖高校は、中高一貫の進学校。教頭によると、教諭は3年生の担任で、数学担当。進路指導主事と陸上部の顧問を務めていたという。
勤務態度は、普通で処分歴や問題行動はなかった。この学校では、過去に外部者による盗撮事案があったが、この教諭が学校内にカメラを仕掛けという事実は、今のところはないという。