搭乗者に「あんたってホント…」 無礼すぎた空港保安検査員が解雇に
空港のセキュリティチェックでは、搭乗者ができるだけ不快な思いをしないよう、丁寧な対応を心掛けてくれる検査官も多いものだ。だが、時にはこんな態度の悪い検査官も…。
■紙キレを渡された搭乗者
米国ニューヨーク州にあるグレーター・ロチェスター国際空港から、利用者が眉を吊り上げるような不快な話題が伝えられた。
セキュリティチェックにあたっていた米運輸保安局(Transportation Security Administration 以下TSA)の職員が今年6月、40代の男性搭乗者に対してあり得ない暴挙を働いたのだ。
金属探知機を通過した男性に折りたたんだ薄茶色の紙キレを渡し、それを読んだ男性が不快感を示すと、ヒステリックな笑い声をあげた職員。そこには「あんたってほんとブサイクね!」と書かれていた。
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■男性は当局に調査を依頼
男性は決してブサイクと悪口を叩かれるようなタイプではない。これにひどく傷つけられたということもないが、真剣であるべきセキュリティチェックの場で、係官がこんなふざけたことを職務中にするのはいかがなものか。
不快なメモを持ったままカンザスに飛んだ男性は、その後に当局に調査を依頼。監視カメラの映像を分析することで事実が確認され、黒人の女の検査官が解雇となった。