中華料理と中国料理は何が違うの? 『初耳学』での林修先生による解説が話題
中華料理は、日本人にも大人気の料理のひとつ。街を歩いていても、多くのお店を見つけることができる。ところが中には、中華料理ではなく「中国料理」と書かれた店も存在する。
そこで、7日に放送された『林先生も驚く初耳学!』(TBS系)では、林先生が中華料理と中国料理の違いを解説した。
■中華料理は日本人向け?
一見すると同じものに見える二つの料理だがその違いを林先生は…
「一般的な使い分けとしては、中国料理は中国での作り方をそのまま、日本でもあまりいじらずに出している。一方で中華料理は日本人がアレンジして、ほぼ日本食に近いくらいまで中身を変えたものが中華料理として使われているものが多い」
と、解説した。中華料理の中には日本で生まれた天津飯や焼き餃子などが含まれている。このことから中華料理は日本人のアレンジした料理だということが伺える。さらに中国では「四川料理」や「広東料理」と料理を分類することが多い。
■意外に知っている人は多い?
ネットでは林先生の解説をすでに知っている人も多く見られた。
中華料理は日本生まれ、中国料理は中国生まれだったはず。#初耳学
— ミキト(´∀`*)🥤@LLP21余韻🥤 (@neko_aikojunkie) July 7, 2019
中華料理は日本でのアレンジ #初耳学
— 榑森浩史(くれひろ) (@hiroshi_for_pqr) July 7, 2019
日本発祥の中国風料理が中華料理
でしたっけ?#初耳学— 猫魂® (@TokyoCat13) July 7, 2019
■ひとつだけ選ぶなら和食?
全国20〜60代の男女1400名に調査したところ、「一生それだけだとしたら和食」と答えた人が6割を超えた。さまざまな美食があったとしても、生まれ育った味には敵わないのだろうか。
世代別に「和食好き度」を比較してみると…
やはり世代によって大きく差が開く結果となった。男性は2、30代まで4割台なのに対して、40代以降で跳ね上がり、7割前後。60代では8割に迫る。
女性は全世代で半数を超えたが、40代までは6割以下で推移し、50代以降で7割台に増加。焼肉やラーメンなどガッツリ食べたい若手男性は、「和食だけ」と制限されると戸惑いを覚えるようだ。
日本人向けにアレンジしたものやの日本独特の料理もたくさん生まれている中華料理。もはや、ひとつの和食と呼んでもいいのかもしれない。