『衝撃のアノ人』亡くなった冒険家の妻と子供が冒険の続きに 嫌がる子を同行させた妻に批判も
26日に放送された『衝撃のアノ人に会ってみた!』(日本テレビ系)では、冒険家の夫を亡くした妻が、息子と共に夫のやり残した冒険に挑むというエピソードが放送された。
親から子が意志を受け継ぐという話に感動の声が上がった一方、この活動を疑問視する声も上がっている。
■夫がやり残した冒険の続きに挑戦
冒険家の河野兵市さんは、日本人で初めて1人で歩いて北極点にたどり着いたという人物で、徒歩で北極点から日本に帰る途中で亡くなった。そんな河野さんの妻は、夫が成し遂げられなかった冒険の続きに幼い子供たちと挑戦。
冒険に挑むことに対して、当時10歳の息子は「嫌だ! 絶対に死ぬから、早死にする」と拒んだ。しかし、妻と2人の子供たちによる、サハリンから夫の故郷の愛媛県までの9ヶ所を訪ね歩く旅が始まった。
■冒険を拒む息子
旅の冒頭、息子は再び「嫌だ!」と拒むが、嫌がる息子に、妻は「だってこれお父さんがやったんだよ、お父さんの代わりだぞ」と説得。それに対して息子は「1人でやればいい…」と呟いた。
旅の道中も、妻は息子に「(夫は)いつもこういうとこ歩いてたのよ、きっと一緒に歩いてる」と話しかける。だが、息子は「さぁ…分からない」と元気のない返事。しかし旅の半ばでは、父が使っていたリヤカーを自ら引くなど、息子が積極的に冒険に参加する姿も見られた。