「俺の痕を残してやる」 元交際相手に唇を噛みちぎられた女性が恐怖体験を告白
2017年10月、米国サウスカロライナ州グリーンビルに住むケイラ・ヘイズさん(19歳)が元交際相手のセス・アーロン・フルーリ被告(23歳)に口唇を噛みちぎられる事件が起こった。その恐怖の体験を自身の怪我の写真ともに公開し、現在の心境を告白した。
■復縁を迫って凶行
2人は2016年頃より交際を始めたが、フルーリ被告から「所有物」のように扱われることに嫌悪感を抱いたケイラさんは、1年後に交際を解消。
その数週間後、復縁を断るケイラさんに対して同被告が暴力をふるい、さらにキスを迫られ逃げようとするケイラさんの下唇を噛みちぎったという。フルーリ被告は脅迫と暴行の罪に問われ、懲役12年の刑に処された。
■ケイラさんが語った恐怖体験
事件当時の様子について、ケイラさんは以下のように話した。
「待ち合わせ場所で渡されたメッセージカードには、『復縁したい』と書いてありました。その場で断ると、フルーリは私に物を投げつけてきたのです。なんとか自分の車まで戻りましたが、恐怖で脚ががくがくと震え、動くことができませんでした」
その直後、フルーリ被告が暴挙に出たという。
「フルーリが追いかけてきて無理やりキスをしてきたので逃れようとすると、彼は思い切り私の唇を噛んだのです。私は知らないうちに悲鳴を上げていました。
彼は私の髪の毛をつかんで車外に引きずり出した後、走り去っていきました。狂っていると思いました」