人よりも珍しい経験をしたことある? 50代男性と高所得者に際立つ珍体験とは
飲みの席や就職活動の面接など、自分の経歴や人生経験について話す機会があるだろう。
「人に歴史あり」と言われるように、「学生時代に起業経験がある」「海外旅行中に知り合いにばったり遭遇した」など、普通では味わえない貴重な体験をしたことがある人もいるのではないだろうか。
■約3割が珍しい体験
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,589名を対象に調査を実地。その結果、全体の28.9%が「人よりも珍しい経験をしたことがある」と回答した。
男女別に見ると、男性30.2%、女性27.6%とやや男性に多い傾向も見えてきた。
■50代男性に目立つ珍体験
また、この調査結果を男女・年代別に見ていくと…
もっとも割合が高いのは、50代男性で36.9%と突出している。30代女性、40代男性が32.7%と同率で続いた。 20・30代では女性が、40代以降では男性の数値が上回っていることも非常に興味深い。
50代男性が新入社員として過ごした、80年代中頃から90年始まりはバブルの絶頂期。その影響もあって、今では考えられないような華やかな経験を味わった人が多いのかもしれない。
「バブル時代は、ボーナスが年4回、接待費に上限なし、タクシー通勤OKだったりと今では考えられない時代でした。
プライベートでは、ディスコをはしごしたり、気軽に高級レストランに出かけたりと、なかなか良い夢みさせてもらいました」(50代男性)
■年収と比例して…
また、この珍しい経験をしたことがある人を、年収別にみていくと興味深い傾向が見えてきた。
もっとも珍しい経験をしているのは、年収700〜1,000万円層の男性で4割を超えている。一方、年収500万円を下回るとガクッと割合が下がり男女共に2割台に収まった。
懐に余裕があると活動範囲が広がり生活のスタイルも変化するため、人よりも珍しい経験に遭遇しやすくなるということなのだろうか。