観光中に見知らぬ男から案内の申し出、女性が断ると… 異常な「豹変ぶり」に戦慄
福岡県糸島市にある神社の境内で、観光客の女性に暴行したなどとして、福岡県警は7日、自称ツアーガイドの男(48)を脅迫と暴行の疑いで逮捕したと発表。男の異常な態度に、ネットは騒然としている。
■「殺すぞ」と脅迫
報道によると、被害に遭った女性(27)は先月16日に神社を友人と2人で訪問。男が「写真を撮ってあげる」「パワースポットがある」などと声をかけて案内を始めたが、女性は体を触られたためガイドを断ったという。
すると男は、「案内してやっているのに何だ」と激昂。その際、「殺すぞ」などと脅迫したうえ、胸付近を複数回押す暴行を加えた疑いがもたれている。
男は同日、近くにある別の観光地でも20代の女性に同様に声をかけてトラブルになっていたそうだ。警察は、男が観光地を訪れた若い女性を狙っていたとみて、調べを進めているとのこと。
■「こんなの怖すぎる」
態度を一変させ、本性を現した卑劣な男。ネットはその豹変ぶりに戦慄する一方、「いい迷惑」「罰当たり」と怒りの声も多く上がっている。
「こんなの怖すぎる。観光地ってたまに声かけてくる人いるから注意しないと…」
「これはトラウマもの。しばらく旅行に行けなくなるんじゃ」
「最初っからセクハラする気まんまんじゃん。いい迷惑」
「観光気分を台無しにするな! そして本当に罰あたり」
■4人に1人「神社やお寺によく行く」
しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,332名を対象に、「神社やお寺によく行くか」調査を実施したところ、全体で25.3%と4人に1人が「行く」と回答。男女別で見ると、わずかながら女性のほうが足を運んでいる傾向が見られた。
楽しい観光が一転、1人の男によって「地獄」を味わうことになった女性。心に負った傷は、計り知れないだろう。観光地などでの見知らぬ人からの「声かけ」には、十分注意したほうがいいかもしれない。