微妙な距離がたまらない! 「付き合う前くらいの時期」が一番楽しい説
恋愛がまだ始まる前の、付き合うか付き合わないかの微妙な関係。デートを重ねて徐々に距離が縮まる時間は、「一番楽しい時期」とも呼ばれるほどだ。
■「付き合う前が一番楽しい」半数近く
しらべぇ編集部では全国20〜60代の交際経験のある男女1,313名を対象に、「恋愛について」の調査を実施。
「付き合うか付き合わないかくらいの関係が一番楽しいと思う」と答えた人は、全体で45.2%と高い割合になった。
■甘酸っぱさがたまらない
30代から50代では、男性よりも女性の割合が高くなっている。
どうなるかわからない切なさが、青春の1ページを思い起こさせるのかも。
「片思いのドキドキ感と微妙な距離が、なんともいえない甘酸っぱさを演出するのだと思う。付き合ってしまうとだんだんと相手の嫌なところも見えてくるし、初々しさもなくなる」(30代・女性)
■20代は男性が多いが…
全体では女性が多いのに対して、20代では男性の割合が高いのが印象的だ。
「あまりはっきりとしないままに終わったパターンもあるけれど、そんな関係のほうが思い出に残っている気がする。自分から積極的に行くのは苦手だけど、相手からグイグイ来られるのも好きじゃないし…」(20代・男性)
そんな男性に対して、もどかしさを感じている女性も。
「私はできるだけ早く、答えがほしい。何度もダラダラとデートだけ続けていると、気持ちが覚めてくる。そんなときに他の男性に言い寄られたら、心変わりしちゃう」(20代・女性)
■恋愛体質の人は6割も…
恋愛体質の人は、6割近くもの人が付き合う前が一番楽しいと思っている。
ドキドキをたくさん味わうために、多数の人をその気にさえてしまう人もいるようだ。
「恋愛体質の人って、いつまでも相手にドキドキしていたいのだと思う。そんな気持ちを継続するのは、ただでさえ難しい。移り気な恋愛体質の人なら、なおさらのこと。
だから、いろんな人をその気にさせて、振り向いたらリリースする人がいるんじゃないかな? 常にドキドキしていたいなら、それくらいするしかない」(30代・女性)
付き合う前の楽しさを味わうために好きになってくれる人を作るとは、本末転倒な話である。