メールはオワコンなのか? 未読スルーで放置してしまう割合を調査してみたら
インターネットさえ繋がっていれば、いつでもどこでも気軽に連絡を取ることができるメール。世界中の人と交流を取れることから、利用している人も多いだろう。
一方で、いつでも確認できる便利さゆえに、つい後回しにしてしまい未読メールを山のようにためてしまった経験がある人も少なくないはず。
■2割の人が未読スルー
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,644名を対象に調査を実施。その結果、全体の24.0%が「未読のままメールをためてしまう」と回答。
また、男性24.2%、女性23.9%と男女で目立った特徴は見られなかった。
■若者はメールよりもSNSか…
さらに、この調査結果を男女・年代別に振り分けると興味深いことが判明。
もっとも高いのは20代女性で35.3%。30代男性が35.1%、女性が31.1%と僅差で続く。 年齢を重ねるたびに、その割合は減っていき、もっとも低いのは60代男性で14.0%と全体平均を10ポイントも下回っている。
若い世代ではスマートフォンが浸透し、メールではなくSNSを使って連絡をとる機会が多いため、メールチェックを疎かにしてしまいがちなのかも。
■「迷惑メールかメルマガ」しかこない
ネット上には、メールをためてしまう人の切実な悩みや声が集まっていた。
「ラインでのやり取りが中心になって、メールにはメルマガか迷惑メールくらいしか届かない。面倒だから未読のまま放置してたら200件超えてた」
「会社のメールが多すぎて読みきれない。1日400通をどう捌けばいいのか。しばらく放置して4000通以上たまったけど、苦情がこないから関係ないメールってことだよな」
「立て込んでいる時、目を通す暇がなくて先延ばししていたら手がつけられない量に…関係者にこっぴどく叱られました」
「メルマガと迷惑メールのみ。整理したいと思っているものの増える一方で今日もそのままです」
メールをほとんど使用しないため、迷惑メールとメルマガしかこないといった嘆きの声が多く見受けられる。また、会社メールに関しても、1日に大量に送られてくるメールをチェックする余裕がなくためてしまうといった意見も。
手紙、ポケベル、メール、SNS…と時代とともに連絡手段は変化している。さらなる連絡手段が生まれ、「メール」という響きが懐かしいと感じられる時代も、遠くないだろう。