猫のしっぽ掴み、水に投げ込んだ男が逮捕 動画投稿で虐待明らかに
4日、2匹の猫のしっぽを掴み、水路に投げ込んだとして、福島県警須賀川署は、31歳の派遣社員の男を「動物愛護法違反」の疑いで逮捕した。
■虐待の様子をYouTube投稿
男は、昨年12月10日と先月20日の2回にわたり、それぞれ1匹の猫を虐待。さらに、昨年の虐待の様子を自ら動画撮影し、9分間の動画をYouTubeに投稿していたそうだ。この動画を見た複数人から警察に通報があり逮捕に至った。
男は調べに対して容疑を認めているが、警察は事件の詳細など調べを進めているという。
■「必死にもがく様子が」「許せない」
動画を観て通報したという50代の男性は「動画では猫が水路に落とされて必死にもがく様子が映っていた」と証言。自分より立場の弱い動物を虐待する事件が後を絶たないことに「絶対に許せない」と怒りを露わにし、同じような犯罪がなくなることを切望した。
自身の飼っているペットへの暴力や簡単に捨ててしまう行為、外で見かけた動物に対して虐待を与える者など、今回のように残虐な動画を投稿する者までいるのだ。