来年GW「10連休」法案が閣議決定 「サービス業死亡決定」「嬉しいの学生だけ」と絶望
13日午前、政府は皇太子さまが新天皇に即位される2019年5月1日と、新天皇即位を公に知らせる「即位礼正殿の儀」が行なわれる同10月22日を「1年限りの祝日」とする法案を閣議決定した。
今国会に提出され、成立が目指されるということで、成立すれば来年は4月27日から5月6日まで10連休となる計算。これに対し、ネット上では賛否両論が巻き起こっている。
■10連休で「祝賀ムード」高める狙い
報道によると、国民の祝賀ムードを高めるとともに、5月1日の改元にともなう国民生活への影響を回避する目的で、10連休になるという。
13日に行なわれた記者会見で、菅義偉官房長官は「天皇の即位に際し、国民こぞって祝意を表す」と、法案の意義について説明。そして、「ゆとりのある国民生活の実現に資することを期待したい」と語った。
■「全然ゆとりない」「サービス業死ぬ」
しかし、これに対してネット上では「サービス業が休めなくなるだけ」「時給制の人は働けず、お財布にゆとりがなくなる」など、批判の声も。
・サービス業・時間給の人「死んでしまう」
・サービス業からしたら地獄の10連休来年が恐ろしすぎる
・10連休とか、パートは収入減るからよけいにゆとりがなくなるんですけど…。そして販売とかサービス業の人達は10日間働き通しで過労でゆとりなんて持てないと思うんですけど…。国はその辺わかってるの?
・連休にされるとサービス業者が死ぬんですがそれは。サービス業も強制十連休にする法案もお願いできませんかね
■「嬉しいの学生だけ」
その結果と言うべきか、「嬉しいのは学生だけ」などの声も。
・10連休喜ぶの学生と公務員だけやろ
・10連休を喜ぶ人は学生がほとんどでしょう
しかし、一方では「補講が多くなるだけでは?」などの声もあり、「働き方や、給与面での待遇改善がないまま休みの日だけ増やしても、ゆとりは生まれない」と考える人が多いようだ。
波紋を広げている「10連休」報道。休みを満喫できる人は、残念ながら今の日本にはそこまで多くないのかもしれない。