スイーツで食べたい秋の味覚はどれ? 一番人気の「栗」にひたひたと迫るのは…
美食の秋、さまざまな食べ物が旬を迎えている。サンマや鮭、マツタケなども美味しいが、フルーツや甘い物も楽しみのひとつ。コンビニでも、数々の秋の味覚スイーツが発売されている。
では、実際にどんなものがスイーツとして期待されているのだろうか。しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,344名を対象に、「栗/さつまいも/ぶどう/りんご/柿」の中から聞いてみた。
■栗とさつまいもに目立つ男女差
1位に輝いたのは、モンブランやマロンパフェなどで愛される栗。男性の25.3%、女性は30.5%と女性からの支持がとくに高い。栗ご飯なども秋らしいが、たしかにスイーツで食べたい魅力がある。
東京・赤坂のセブンイレブンは、「焼まろん味」のチロルチョコを3万個も仕入れてしまったほどだ。
2位に入ったのは全体の18.8%を占めたりんごで、男女差はほぼなし。一方、3位のさつまいもは、全体では18.6%の票を集めながら、女性のほうが7ポイント以上もファンが多い。
よく言われることではあるが、いもや栗といったほくほくした食感の食べ物は、女性にとくに愛される傾向が明らかとなった。
■若い世代は栗よりイモ派?
さらに、1位に輝いた「栗」を選んだ人を、少し詳しく見てみよう。
じつは、栗への支持には男女だけでなく世代差が見られる。2、30代からの得票が低く見える栗。今回の調査では、3つのグループで1位をさつまいもに奪われている。
20代男性のさつまいも支持率は18.9%(0.7ポイント差)、20代女性では24.8%(0.7ポイント差)、30代女性はじつに31.3%で、栗とは17.9ポイントの差が開いた。
安納芋など、甘くてしっとりしたさつまいももスイーツなどで身近になり、若い世代では栗よりも通年で食べられるさつまいもに人気が移っているのかもしれない。