「もっと勉強ができたなら」と高2男子が踏切内で自殺か 「夏休み明けの憂鬱」に警鐘も
27日午後10時5分頃、栃木県小山市のJR宇都宮線の踏切内で、市内に住む県立高校2年の男子生徒(16)が、電車にはねられ死亡する事故が発生。自殺の可能性が高いと見られている。
■「まさか今日死ぬなんて」
運転士は踏切内に人が現れたのに気付き、ブレーキをかけたが間に合わなかったという。現場には警報機と遮断機があり、事件当時は遮断機が下りている状態だったとのこと。
ツイッターにはこの男子生徒のものとみられる書き込みが見つかり、「もっと勉強ができたなら」「まさか自分が今日死ぬなんて思ってなかった」などと書かれていたそうだ。
■「夏休み明けは特に危険」と警鐘
何ともやりきれないこの悲惨な事件を受けて、ネットには「始業前は注意」「夏休み終盤は目を光らせて」などと自殺への警鐘を鳴らす声が多くあがっている。
・夏休み明けはとくに危険だよ。学校に行きたくない生徒が長期間休んだ後に学校いくのって、すごくハードルが高いから。この時期は注意が必要
・会社員が日曜日に憂鬱になるように、子供たちも休み明け前は憂鬱になっていることが多い。そういったことを念頭に置いて、親や先生は目を光らせて見てあげる必要がある
・自分も学生の頃、夏休み明けは本当に憂鬱だった。友達関係や勉強が面倒くさかった自分にとって、あの長い長い休み明けはかなりつらい