北朝鮮がユーチューバーに激アツ? 危険が伴う可能性もあるので撮影には要注意
ミサイルや核開発、韓国との南北問題が、世界から注目を集める北朝鮮。最近では観光など旅行で訪れる人も少なくないようだが、ツアーに参加中の日本人男性が北朝鮮当局に拘束されて話題になった。
そんな中、18日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』では、世界中のユーチューバーが北朝鮮で撮影を行っていると特集した。
■危険が伴う可能性がある動画も
日本人以外にも外国人観光客が拘束された例は存在している。しかし、不思議なことに観光客は後を絶たず、日本の外務省は北朝鮮への旅行を自粛するように呼びかけていている。
謎多き国だが、近頃ではYouTubeで検索すると、北朝鮮関連の動画が多数投稿されている。そのほとんどがユーチューバーが現地で撮影したもので、ガイドを質問攻めにしたり、韓国で流行している曲をガイドに聞かせる動画が存在している。。
この行為に共同通信社・磐村和哉氏は…
「これは本当はあんまりやってはいけないことだと思いますね。韓国の大衆文化は北朝鮮では許可されていませんので、それを勝手に聞かせるのは、違法すれすれの所かもしれません」
と、警鐘を鳴らした。
■観光PRになっている?
閉鎖的なイメージが強い北朝鮮だが何故ユーチューバーを規制しないのだろうか。磐村氏は…
「ユーチューバーが発信する映像というのは、ある意味『北朝鮮の代わりに観光PRしてくれる』という側面があると思いますので、北朝鮮もある程度活動を黙認して利用しようとしてるのではないのかなと。
ユーチューバーがヨーロッパや東南アジアの観光客である部分が、もう一つのポイントだと思います。つまり北朝鮮と核やミサイルで対立している国々ではないので、そういった観光客やユーチューバーには比較的オープンな印象」
と、語った。