乙武洋匡氏、当時の不倫バッシングに「ボコボコにやられた障害者って初めて」
16日深夜放送の『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京系)に、作家の乙武洋匡氏が出演。
過去の印税や、不倫騒動を語って話題になっている。
■『五体不満足』で約6億円の印税
大学生のときに出版した著書『五体不満足』が600万部を超えるベストセラーになった乙武氏。
およそ6億円の印税が入ったが、当時は実家暮らしで大学生だったためその金額を実感できず、「これで心置きなくカラオケ延長できる」と思ったのだという。
それから1年後、長者番付に名だたる有名人らと並んで自分の名前があるのを見て、ようやく「あ、そういうことだったんだ…」と実感したようだ。
■「ボコボコにやられた障害者」
しらべぇ既報のとおり、乙武氏といえば2006年に不倫スキャンダルが報じられていた。5人の女性と不倫したという内容に、世間からは大バッシングが。
乙武氏は「ここまでフルスイングで全国からボコボコにやられた障害者って初めてだと思う」と当時を振り返る。
これを受け、MCのネプチューン・名倉潤は「(障害者を)叩いていいってしたのは乙武さん」と感じたとし、次長課長・河本準一も「めっちゃモテるんだ乙武さんって思った」と感心したようだ。
■どんな理由があっても不倫は悪?
障害者というと、「優しくしないと」「かわいそう」と扱われることが少なくない中、不倫問題によって世間から袋叩きにされた乙武氏。
ある意味では、乙武氏が常々発言しているように「障害の有無に関係なく同列に扱われた」事例だったといえる。
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,357名を対象に「不倫」について調査したところ、全体の45.0%が「どんな理由があろうと、不倫は悪だ」と回答。
あれだけ叩かれたのも、「不倫=悪」という価値観が大きかったのも影響しているのだろう。
不倫騒動後はテレビ界から姿を消し、世界37カ国を旅するなどアクティブに行動していた乙武氏。誰よりも自由に生きているのかもしれない。