「謎の制裁人」の正体は…『絶対零度』真犯人の「口癖の理由」に視聴者号泣
個性的でワケありな捜査員たちが、凶悪犯罪を未然に防ごうと暗躍する『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)。
13日放送の第6話では、これまで法で裁くことができなかった犯罪者に制裁を下す「制裁殺人者」の犯人が明らかに。あまりにも悲しい結末に、多くの反響が寄せられている。
■相次ぐ関係者の不審死
第5話で、反社会的サイコパスとして完全犯罪を繰り返していたジャーナリスト・川上邦明(近藤公園)が、ミハンが捜査を終えた後で殺害された。これまでにも川上と同様に、ミハンの捜査後に法律で裁くことのできなかった犯罪者が不審な死や失踪したケースがあり、責任者の東堂定春(伊藤淳史)は、ミハン存続の危機として一連の「制裁殺人」について捜査に乗り出す。
「川上たちに制裁が下されてホッとしている」という本音もつぶやきつつ、ミハンメンバーたちが捜査を進めていくと、川上の殺害現場付近の防犯カメラの映像や、目撃証言などから、リーダーの井沢範人(沢村一樹)が容疑者として浮上。捜査一課から取り調べを受けることに…。
取り調べの最中、井沢は東堂と話がしたいと申し出ると、井沢は制裁殺人の犯人について、東堂の父親も犠牲となった25年前の無差別殺傷事件に関連があることを示唆。すると、井沢が犯人であると睨んでいた東堂の表情が一変する。
■真犯人はまさかの…
その後、制裁殺人の犯人が拠点として使用していたオフィスに井沢が潜伏していると、ミハンの最高齢メンバーで、これまで数々の部署をたらい回しにされてきた田村薫(平田満)が現れる。
無差別殺傷事件が起こった当時、所轄の捜査員だった田村は、犯人・堀部浩二(比佐仁)が動物殺傷を繰り返していたことから、いずれ凶悪犯罪を犯す可能性のある危険人物として睨んでいた。しかし、田村の警告は上司に受け入れられず、堀部をマークできなかった。
そして無差別殺傷事件が発生した際、田村も最愛の婚約者を殺されてしまう。事件後には、自らも被害者遺族でありながら「犯罪の予兆を感じていながら事件を防げなかった」として、やり場のない怒りを抱えた被害者遺族たちの矢面に立ち、「すいません…」とひたすら頭を下げ続けた過去も。