女子生徒を「ゴキブリ呼ばわり」 部活内で起こっていた悲惨な事案に言葉を失う
運動部の指導者によるスキャンダルが後を絶たない。
中学校で女子バスケットボール部の指導にあたっていた男性教諭(57)が、部員たちに暴言を繰り返したとして、戒告の懲戒処分が下されたことが報じられた。
■男性教諭が女子部員らに暴言を連発
神戸市教育委員会は9日、指導する女子バスケットボール部の生徒数十人に不適切な発言を繰り返したとして、市立中学校の男性教諭を戒告の懲戒にしたことを、産経新聞が報じた。
男性教諭は昨年8月~今年5月にかけて、自分が指導した通りに動かなかった生徒に「単細胞」と発言したり、コートの隅でプレーしがちだった複数の生徒を「ゴキブリ」と呼んでいたという。
また、試合に負けたときには「お前のせいで負けた。負けるためのマシーン」などと叱責したこともあったのだそう。
■保護者からの相談で事態が発覚
今年5月に入って、保護者がこの男性教諭とは別の教諭に「子供が部活動に行きにくくなっている」と相談したことで事態が発覚。
男性教諭は学校側が実施した聞き取り調査の中で一連の発言について認め、「言ってはいけないと認識はしていたが、変えることができなかった」と説明しているという。
暴言問題が発覚して以降、男性教諭は女子バスケットボール部の指導からは外されている。