バイク業界はもう消滅寸前? 切実投稿に「若者の危険離れ」指摘する声も
「若者の◯◯離れ」という言葉をやたらと目にする昨今。若者当人からすれば「税金とか社会保険料が増えて、可処分所得が少なくなってるのに、そんな色んなことにお金を使えるわけないだろ」という話だろうが、それでも離れられる業界にとっては深刻な問題だ。
そんな中、「はてな匿名ダイアリー」に投稿されたエントリーが話題になっている。
■二輪(バイク)業界が消滅寸前な理由とは
「二輪業界は本当にもう消滅寸前だと思う」と語る投稿者。その理由は「若い世代がバイクに乗らず、興味もない」「値段が高い上、維持にお金がかかる」「家庭を持つと家族のために降りる場合が多い」「国の規制が厳しい」「停める場所が家にない」「接客が悪いバイク店が多い」…などなど、色々あるそう。
さらにバイクそのもののイメージも良くなく、その上で悪目立ちする厄介な愛好家の存在も指摘。「金持ち老人の道楽ハーレー爺さん」「見た目が全く以て若者受けしないパニアケース盛り盛りおじさん」「暴走族の慣れの果て旧車会」「公道でヒザ擦り危険運転する連中」……などなど、面倒なオッサンが多いのだとか。
そして投稿者は「バイクの魅力は色々あるよ」と述べながらも、「もう無理だと思うんよ。釣りとかゴルフ業界より更に追い詰められてると思う」と本音を吐露したのだった。
■同意が続々と
この投稿に対して、他のネットユーザーからは同意を示す声が続々と。
・値段の高騰と駐禁がとどめを刺したな。日本には4大バイクメーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)があるのに、日本人自身が評価せずに駄目にしていった典型的な例。何故日本は長所を伸ばせないのか
・バイクが持ってた利便性や手軽さの大半が法律で潰されたから後はバイクオタ向けに高く売り続けるしか道がないんだよね
・高いよね、250cc買おうと思ったけど免許から装備やらで100万近くかかるからやめちゃったよ。これ車買えるじゃんって
・昨年バイクを降りた五十代後半だが概ね同意する。長年BMWに乗ったがお店は上流層の社交場だった。BMWにしてもHDにしてもノルマがきつく、やめるディーラーも少なくない