「早く死んじゃえばいいのにね!」 盲目の愛犬への暴言に、言葉を失う
愛犬家にとって、「犬は家族」とも言える。
女性限定匿名掲示板『ガールズトーク』に、持病を抱える愛犬のため、仕事を調整しているという女性から、あまりにも悲しい投稿が寄せられた。
■持病を抱える、盲目の愛犬を世話する女性
投稿者の女性はある日、職場のパートのおばさんから「なぜフルタイムで働かないの?」と、聞かれたという。
投稿者は、フルタイムで働けない事情について、「犬が持病と盲目なので、投薬などが必要なんです」と、持病を抱える愛犬の世話のため、仕事を調整していることを打ち明けた。すると、そのおばさんは…
「えー早く死んじゃえばいいのにね! 笑」
と、返してきたという。この言葉に酷くショックを受けた投稿者は「私にとっては家族」とつづり、その一言からは、彼女の計り知れない怒りと悲しみがにじみ出ている…。
■「ふざけんな!」と怒号も
パートのおばさんの耳を疑うような暴言に、コメント欄は大荒れ。傷ついた投稿者に寄り添う声の他、怒号も飛び交う事態となっている。
・は? なにその老害
・その場で胸ぐら掴んで罵倒したいくらい腹立たしい。人の家庭の事情に首突っ込む奴はろくでもないという典型的なパターンですね
・早く死んじゃえばいいのになんて、ふざけんな!! わんちゃん、大切にされて幸せですね。うちの猫も持病でずっとお薬飲んでます。長生きしてほしいですよね
・私も昔飼ってた犬を、鼻炎アレルギーだからと言う理由だけで耳鼻科医師に「保健所連れていけば処分してくれるんで」って吐き捨てられたときに泣きました。他人にはただの犬でも、自分にとってはかけがえのない家族。そのおばさん、自分の親に介護が必要になったとき、そんな酷いこと言えるのかな?
「命の重さ」について、「そのおばさんは、自分の親兄弟も同じことが言えるのか」と、問うような声も目立つ。
また、中には「病気だから」と、家族の一員であるペットの命をぞんざいに扱われてしまった経験のあるユーザーからの、悲痛な体験談も寄せられている。
■「ペットの病気」理解してもらえないケースも
しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,340名を対象に「大事な約束をペットの病気などを理由にキャンセルする人」についてどう思うか調査を実施したところ、全体で16.5%の人が「許せない」と回答した。
大半の人が理解を示してくれるようだが、中には、全く理解を示してもらえないケースもありそうだ。
大切な家族への、あまりにも酷い暴言。事実関係はさておき、愛犬の命は飼い主にとっては即ち家族の命であり、ペットの病気やケガの看病をすることは、ある意味飼い主としての責任を問われる部分でもある。
「許せない!」などと憤慨せず、極力状況を理解してあげたい。