お悩み相談… 女性は自分は聞いてほしいのに他人にはアドバイスする説
日々生活をしていれば、誰でも悩みを持つものだ。一人で抱え込むと精神的に追い詰められてしまうので、誰かに相談したいもの。ただ、悩みを聞くのが下手な人もいるようで…。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,361名に「悩み相談について」の調査を実施。
「人に悩みを相談されるのが苦手だ」と答えた人は、全体で39.1%。あまり悩みを聞くのが好きではない人が、結構いるのだ。
■まじめな話が苦手な男性
男女別では、男性のほうが少しだけ高い割合になっている。
あまり真剣な話をされるのは、性に合わないと思っている男性も多い。
「場を盛り上げるのが好きだから、初めて合った人ともすぐに仲良くなれる。ただまじめな話はどう対応していいかわからないので、のらりくらりと適当な対応をしてしまう。
そのせいで、深い仲になれる人はあまりいない」(30代・男性)
■女性の悩みは聞くだけだとわかっていても…
女性からの相談は、男性にとって対応の難しい案件だ。
「女性はアドバイスを求めていないって言われても、明らかに別れたほうがいい彼氏の話とか聞くとつい口を挟んでしまう。
そうすると『でも、いいところもあるから…』ってなるので、『どうしたいの?』と心の中で思ってしまう」(20代・男性)
ただ同性の女性でさえも、きちんと話を聞いているわけではない。
「自分の話は聞いてほしいだけなのに、他人の悩みにはものすごくアドバイスをするのが女性。しかも『そんなこともあるよね。私も〜』となり、自分の話に転換してくるパターンが多い。
女同士の悩み相談は『お互い、いっぱい話した』ってことで、満足なんだと思う」(30代・女性)
■立場が違うと価値観が変わるので…
職業別では、自由業が半数近くと高い割合になっている。
中でも会社員の友達からの相談は、考え方の違いから面倒になる場合があるという。
「僕も会社にいるときは苦労したので気持ちはわかるけど、そこまで嫌なら辞める選択肢もあるんじゃないかと思う。
ただ『辞めれば?』みたいな話は、『お前みたいに、恵まれた環境じゃないんだよ』と言われたことがあるので控えている。
なにも恵まれていないし、むしろ弱い立場なんだけど。好き勝手に、生きているように見えるようで…」(30代・男性)
アドバイスが欲しいならば、違う環境にいる人。また話を聞いてほしいだけならば、同じ状況の人を選んだほうがいいだろう。