話をするときに異様に近づく上司に不満の女性 「しかも臭いし…」
人にはそれぞれ、会話をするときに快適な距離感がある。互いの感覚が大幅にずれている場合、一方が不快な思いをするはめになるのだ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,361名に「距離感について」の調査を実施。
「近い距離で話しかけてくる人が苦手だ」と回答した人は、全体で52.9%と高い割合に。適度な距離感は、やはり大切だ。
■女性は近い男性上司に悩まされ…
性年代別では、すべての年代で男性よりも女性のほうが高い割合になっている。
女性はパーソナルスペースが狭いと言われており、近づかれても気にしなさそうな気もするが…。
「会社に、話す距離が近いと有名な男性上司がいる。あまりに近いので後ずさりすると、さらに近寄ってくるから対応が難しくて…。
男女問わず誰にでもそんな感じなので、セクハラとかではなく癖なんでしょうけど、すぐそばに顔があるのはかなりきつい」(20代・女性)
「近いのも嫌なのに、整髪料や加齢臭が混じった臭いで追い打ちをかけてくる」(30代・女性)
■男性は年を取るほど近いのが苦手に
男性は年齢が上がるほど、近くで話しかけられるのが苦手な人が多くなっている。
「うちの上司にも、距離感のおかしい人がいる。おじさん同士が近づいて話している光景は、異様でしかないからやめて欲しい」(30代・男性)
社会的立場により、距離感への意識が変わるのも要因だという。
「若い女の子ならいいとか、そんな問題ではない。会社でそれなりのポジションを持つと、周囲は適度な距離感を取ってくる。
そこをいきなり踏み越えてやってくる人に、戸惑ってしまうのだと思う」(40代・男性)
■お酒が飲めない人に多い理由
お酒が飲めない人は、6割以上と高い割合である。
お酒が入ると、人々は距離感が狂うのだ。
「飲み会に参加すると周囲は酔っ払っているのに、自分はシラフの状態。肩を組んできて話す先輩とかいるけど、こっちはお酒が飲めないからそんなテンションではない。
しかも酒臭いから、それだけで気分が悪くなりそう」(20代・男性)
仲のいい人から「近すぎる!」とツッコまれた経験のある人は、もう少し離れた位置で話すように心がけたほうがよさそうだ。