「乗らないと帰れない」 終電の車体に張り付いた酔っぱらい男性に呆れの声
「終電を逃してしまった」という経験がある人は少なくないはず。酒を飲み、終電を逃してしまった男性の、驚きの行動がインターネット上で話題となっている。
■終電の車体に張り付き現行犯逮捕
3日、酒を飲んだ44歳会社員の男性が、電車の車体に体を密着させて運行を妨害したとして現行犯逮捕された。男性は「これに乗らないと帰れないと思った」と、容疑を認めているという。
報道によると、3日午前1時10分頃、JR三ノ宮駅のホームで、京都発西明石行の普通電車が発車した際、男性が車体に張り付くように体を密着させて、運行を妨害したと報られている。
ホームにいた駅員が制止しようと男性を羽交い締めにするも、男性は車体から離れず。運転士が電車を緊急停止させ、駅員からの110番通報を受けた警察官によって現行犯逮捕されたという。
この騒動によって電車は約20分遅延、乗客700人にけがはなかった。
■呆れの声が相次ぐ
インターネット上には、逮捕された男性に対する呆れの声が相次いでいる。『Yahoo! ニュース』のコメント欄には…
・違う意味で、帰れなくなりましたね
・4歳かと思ったら44歳かよ
・どっちみち帰れなくなるならホテルで一泊した方が安上がりだったね
・気持ちは分かるが、張り付き妨害で、乗り継ぎの最終電車や最終バスに乗れなくなった人もいると思う
・三ノ宮やったらカラオケでもネカフェでもホテルでもなんでもあるでしょう。まあ酔っ払ってなかったらそこは判断できたかもですけど
といったコメントが。なんとしても終電を逃したくなかった男性の気持ちは分からなくもないが、冷静な判断をしてほしかった。
■終電を逃したらどうする?
しらべぇ編集部が全国の20~60代の男性1,357名を対象に「終電を逃したらどうするか」について調査を実施。
すると、「終電を逃さない」や「タクシーで帰る」など、「帰る」選択をする人は男性が約6割、女性は7割という結果に。
地域によって「終電を逃すことの深刻さ」は変わってきそうだ。春は、何かと飲み会の機会が多い季節。終電の時間はしっかりと確認しておきたい。