映画館での「上映中スマホ問題」が話題に 興行会社は「マナー向上に努める」
今、ネットなどで映画館でのマナーや上映中のスマホ使用について話題となっている。しらべぇ取材班は、興行会社などから話を聞いた。
■「我慢できない」の声
世間からは、「ネットの動画は短いけど、映画は2時間で我慢できない」といった声が見られる。
また、上映中のスマホいじりについては「何か起きていないか不安でついつい見てしまう」「大事な連絡をスルーしたら仲間外れにされそう」といった声も。「画面の明るさを暗めにしているので迷惑をかけていない」といった開き直りも少なくない。
こうした声に対して、映画好きの男性が「控えめに言って、全員映画館に来ないで欲しい」とSNS上でバッサリと斬ったことに共感の声が相次いでいるのだ。
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■「残念ながら発生する」
映画館側は、こういった声についてどう考えているのだろうか。各社ともに、名前を明かさないという条件で取材に応じてくれた。
興行会社Aは、「上映中のスマホ操作については、お客さまからご意見をいただくことがございます。マナーとしてお控えいただくよう、上映前に注意喚起を行い（マナーCM）、防止に努めておりますが、残念ながら発生することがございます」と率直な気持ちを述べた。
その上で、「お客さまに快適な映画鑑賞の空間をお届けすべく、マナー向上に努めてまいる所存です」と今後の方針についても話してくれた。
興行会社Bは、「弊社ではお客様にむけて映画の上映前にマナーに関する映像を上映し、スマートフォンを上映中に使用しないよう注意喚起を行っておりますので、こちらのみの回答とさせて頂きます」とのこと。
■映画館でのマナーが気になる割合は…
しらべぇ編集部が、全国10〜60代の男女1,721名を対象に調査をしたところ、全体の52.1％が「映画館で他人のマナーが気になったことがある」と回答した。
映画を愛する人たちにとっての迷惑行為は、厳に慎むべきだろう。
