激しい視聴率争いを繰り広げる「日曜朝10時」 最も「終わっていい」と思う番組は?
3月末は、番組改編期。今期は『とんねるずのみなさんのおかげでした』『めちゃ×2イケてるッ!』(両・フジテレビ系)と、長寿番組がその歴史に幕を閉じる。
どちらの番組も多くのファンから愛されていたが、視聴率が振るわず、また「もう終わっていい」という声はチラホラ出ていた。
■激しい視聴率争いの日曜朝10時
今、激しい視聴率争いを繰り広げているのは日曜朝10時だ。
爆笑問題司会の『サンデー・ジャポン』(TBS系)、松本人志の『ワイドナショー』(フジテレビ系)、『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)が激しく競っており、「日10戦争」といわれることも。
テレビ朝日も『日曜ワイド劇場』で対抗し、NHKは『将棋フォーカス』を放送。家で過ごす人も多い時間帯だけに、バラエティに富んだラインナップとなっている。
そんな日曜朝10時だが、4月の改編はない様子。しかし、一部には「もう終わってもいいのではないか」と思われている番組も存在するようだ。
■最も終わってほしい番組は?
実態をつかむべく、しらべぇ編集部では全国の20代〜60代の男女に日曜朝10時の番組のなかで「最も終わってほしい番組」を調査。
結果、最も多かったのは『サンデー・ジャポン』で7.0%。同時間帯では高い視聴率を記録しているが、一部に終了希望者が存在する。太田光やテリー伊藤など、アンチも多いタレントが出演していることが要因だろうか。
2位には乃木坂46伊藤かりんがメインMCを務めるNHK・Eテレ『将棋フォーカス』で4.1%。戦法の講座や将棋の話題を特集する同番組だが、初心者には理解しにくいことも多い。
3位にはテレビ東京のアニメ。独自性の高い番組を揃える同局だけに、トップ3に対抗できるようなバラエティを放送してほしいと思っているのかも。
■「その他」が多い結果に
そして4位に『ワイドナショー』が。松本人志やコメンテーターの発言が物議を醸すことも多いが、「終わってほしい」と考える人は少ないようだ。
一方「その他」と答えた人が78.2%とかなり高い割合。「すべて終わる必要がない」あるいは、「興味がない」「何も見ていない」のだろう。
4月以降も激しい戦いを繰り広げる「日10戦争」。各局が切磋琢磨している中、飛び抜けた番組が今後出てくるのか、これまで通りの戦いが続くのか――。