『週刊文春』の不倫スキャンダルのスクープは、最初のうちは評価をされていた。しかし小室哲哉の不倫報道からの引退で、大批判を浴びたのは記憶に新しい。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名に「スキャンダルについて」の調査を実施。
「『週刊文春』はやり過ぎだと思う」と感じている人は、全体で53.9%。多くの人が、文春に思うところがあるようだ。
■文春って社会派じゃなかったの
性年代別では、どの年代でも女性が高い割合になっている。
女性はスキャンダルが好きだと思われているが、むしろ嫌がっている人が多いのだ。
「『文春砲』と言われるだけならともかく、自分たちでも『文春砲』と言い始めて、なんか調子に乗っている感じ。文春って、もっと社会派のはずだったのに…」(40代・女性)
「不倫はまだわかるとしても、ただの恋愛をもったいつける意味がわからない。実際、大したネタじゃないし…。
もう芸能人の色恋沙汰なんて、どうでもいいって思う人が多いんじゃないの?」(30代・女性)
■声優にアイドル…もうやめて
文春は、声優をターゲットにし始めている。ファンにとっては、複雑な気分だろう。
「僕はアニメ好きだから、声優ネタは心臓に悪い。今のところは自分が好きな人のネタがないからいいけど、今後、出てくるんじゃないかと常に心配している」(20代・男性)
またアイドルのネタも鉄板であるが、「いい加減、やめて欲しい」との声も。
「アイドルはバレなければ、恋愛してもいいと思っている。表で夢を見せてくれたら、裏のことは関係ない。それをわざわざ追って見せてくるのは、本当にやめて欲しい」(30代・男性)
■不倫嫌いでも文春はやり過ぎと…
不倫を許せないと思っている人でも、6割近くの人がやり過ぎだと思っている。
文春により、不倫をしていた芸能人が逆境に追い詰められるのだが…。
「私が不倫を嫌いなのは、家族を大切にしない行為だから。週刊誌に取り上げられたら、より一層、どちらの家族も傷つく。誰も幸せにならない」(30代・女性)
それでもゴシップ記事を狙う文春は、需要があるとの意見も。
「こんなに叩かれてもゴシップをやめないのは、それでも需要があるからだと思う。文春を買うことはないけど、結局、ネットでネタを目にするし…」(30代・男性)
たとえどんなに批判があれど、これから先も文春砲は続いていくだろう。