寿司屋なのに客がほぼ400円ラーメンを注文するスゴい店 沖縄・本部町の『割烹 大鷲』
沖縄県では、飲んだあとのシメに沖縄そばを食べることが多い。
ラーメン店よりも沖縄そばの店のほうがはるかに店舗数も多いが、そんな中でも沖縄県民に大人気のラーメンを提供する店がある。
■割烹 大鷲
その店の名は『割烹 大鷲』。県北部の本部町
にある寿司店なのに、なぜか客のほとんどがラーメンを頼むスゴい店なのだ。
いったいなぜ大鷲のラーメンはそこまで人気なのか? その秘密を探るべく、しらべぇ取材班も大鷲に向かった。
■店内は若者やファミリーで大混雑
店内に入ると若者やファミリーで大賑わいで、どこを見てもラーメンを頼んでいない席がないほど。割合的には寿司3ラーメン7ぐらいだろうか
取材班は上寿司(800円)と、ラーメン(400円)を注文。ただ寿司が美味しくないだけという可能性もあるが、真相はいかに…。
■寿司は安くて美味
まず到着した上寿司は、大きめのネタがのった10貫。味は物凄く美味しいワケではないが、普通の町の寿司屋レベルのそつない美味しさ。あら汁がついているのもうれしい。
1貫80円という値段を考えると、コストパフォーマンスは最高レベルではないだろうか。安ウマ寿司としてはかなり評価は高い。
■ラーメンの味は…
お待ちかねのラーメンは、クリアスープに煮豚が3切れともやしが入った、オーソドックスな中華そば。
じんわりとした旨味のスープに、香味油の組み合わせはド定番だが、ラーメン屋の数が少ない名護市でこのレベルのラーメンが食べられるのは貴重なのだろう。
ツルツルの細麺も飲んだあとのシメにピッタリで、お酒が好きな沖縄県民に愛されるのもよくわかる。400円という激安価格も、非常にありがたい。
■安ウマ寿司とラーメンを一度に味わえる人気店
寿司屋なのにラーメンが大人気の奇跡の店『割烹 大鷲』は、安ウマ寿司と美味しいラーメンどちらも味わえる優良店だった。
沖縄旅行でそばに飽きたら、ぜひ訪れてみるといいだろう。